起業する際の心得。言うは易く行うは難し。

起業するときに真っ先に決めることがありますよね。
こんにちは、業務改善コンサルタントの杉山です。

一番先に決めるもの。
それは、どんなビジネスをするか?ですね。
起業
8割9割位の方が、起業する前に携わっていたビジネスをやることが多いと思います。

ここで大きな落とし穴があるのですが、独立前にやっている仕事と同じ業態でやるとうまくいかないことが往々にしてあるのです。

どうしてでしょうか?

既存のビジネスモデルと同じやり方を使用しても、違いがあるのです。
それは信用

独立前の仕事をやろうと思うと、どうしても既存の取引先とビジネスをすることになることが多いと思います。

もちろん今までの実績があれば、ある程度は信用してくれるでしょう。
しかし、決定的な違いがあります。

それは、お金の信用です。

実務をこなしていれば、業務的な信用は得られるでしょう。
しかし、金銭的信用は生み出されません。

取引相手にとって、あなたの金銭支払い能力は未知数だからです。

うまく取引条件が合えばもちろんそれは良い事ですが、会社の規模、歴史、信用状況などの理由において取引条件が悪化することがよくあります。

またサラリーマン時代に仕事でお付き合いをしていた会社と取引をしようとしても、簡単に取引ができるとは限りません。
前述したお金の問題もありますが、相手にとってみれば、サラリーマン時代に勤務した会社とあなたはライバルになる訳です。

取引しようとする会社が、サラリーマン時代に勤務した会社にある程度配慮することは当然です。

そのため、取引できると思っていた会社が取引できないという事態に陥る可能性は否定できないのです。

話を続けましょう。

独立前の会社から人を引き連れて起業する方をよく見かけます。
しかしこれは、本当によろしくないことです。

逆の立場になってみればわかると思いますが、会社と言う組織は人によって回っているわけです。
あなたが独立をして、会社を起こすだけでも不愉快で、痛手です。

さらに輪をかけて人を引き連れて退職をしてしまうと残された会社はどうなるでしょう。

非常に大変な状態になります。
多かれ少なかれ、お世話になった会社ですので、恩を仇で返すような独立の仕方はやはり避けるべきです。

周りの人もあなたがどう起業するのか、見ていないようでしっかり見ています。

苦言を呈してくれる人ばかりではありません。
後ろ指を刺されないように起業することが大切です。

私からのアドバイスとしては、

  • 独立前の会社のビジネスモデルを真似しない
  • 人を引き連れて辞めない
  • 既存の取引相手ではなく新規の取引相手を探す

という3つの事項について、ぜひこれから起業される方には実践してほしいと思います。
実際私は、この3つを実行しました。
独立前の会社が持っているマーケットを荒らしていません。
だから今でも、独立前の社長と普通に顔を合わせることができますし、銀行のお付き合いにおいては口添えしてもらったりしていただいています。

前述した3つを変えずに起業すれば、そのビジネスモデルはそもそも前の会社が編み出したノウハウです。
独立前の会社のビジネスモデをパクって起業するのは、起業とは呼べませんし何の価値も生み出していません。

この記事を書いた人:杉山善昭

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