安いものを探すと失うもの

商売ですから仕入れはとても大切ですよね。
また、会社の備品などはどこのメーカーでもほぼ同じスペックですから、一円でも安いものを手入れたいという考え。
本当にもっともだと思います。

こんにちは、業務改善コンサルタントの杉山善昭です。
しかしそれは、サラリーマンの発想です。

やりがちな行動とは?

本題に入る前にやってしまいがちな発想を披露しましょう。

例えば、会社で使うパソコンを購入するとしましょう。
その業務に必要なスペックを調べて、ネット、実際にお店を回って最安値のものを購入する。

例えば、会社で継続して車を買うとしましょう。
新車は高いから中古車を選ぶ、ネット、雑誌で一番安い車を探して購入する。

ハッキリ言ってすべて無駄です。
経営者の仕事ではありません。

この行動のどこに問題があるのか。
あなたには分かりますか?

そもそもの価値観

1円でもお金はお金。
1億円は1円の集合体である。という言葉もある通り、お金を粗末にするわけには行きません。

そういった意味では、確かに安いものを購入すること自体は悪いことではありません。

しかし、経営者になるのなら「時間は資源」であることを忘れてはいけません。

1円安いものを探すために、投下してよい時間、能力があります。

10円安いものを探すために、投下してよい時間、能力があります。

100円安いものを探すために・・・

経営者になるのなら「時間は資源」であることを忘れてはいけません。
安いものを探すのは結構なことですが、そこに必要となる時間。

こちらの方が優先順位が高いのです。

価格以上の価値

価格は単純に値段の事です。

しかし、企業として購入するのは、その商品の価値です。

逆に言えば、企業としてはその商品を使っていかにビジネスを効率よく運営するのか?ということが重要です。

パソコンでも車でも同じ。

機械ものである以上、壊れることも想定できます。

激安店で購入したパソコンの場合、どうなるでしょうか?
おそらくまともなサービスは受けられないでしょう。
せいぜい、宅急便で送って修理を待つ程度です。

法人としてそんな保守サービスで良いでしょうか?

会社にパソコンを入れるということは、何かトラブルに合った際に緊急で動いてくれるサービスも必要でしょう。
もちろんセキュリティーにも気を配りたいものです。

価格が最重要ではないけれど・・・

今まで書いてきたことと逆説的ですが、やっぱり価格は安いに越したことはないですよね。

しかし、必要な時になって慌てて価格を見比べるのも前述した通りナンセンスです。
ではどうすれば良いのか?

必要ない時から、目を鍛えておくことが重要です。

その時に必要ないと思われるとしても、いつか必要となることに目を配り、気に止めておくことが経営者には必要なのです。

想定力と言っても良いでしょう。

話は変わりますが、例えば同級生が食事に連れていってくれたとしましょう。
ただ単に、同級生と飲み食いをするのでは経営者としては失格です。

店の雰囲気、料金、料理レベル、接客レベル、トイレの清掃具合などなどをチェックし、この店はどのレベルで接待に使える店なのかどうか判断することができます。
少なくとも、料理と料金のレベル程度は押さえておく必要があります。

また、同級生のレベルも分かります。
逆に今度、自分がその同級生を連れて行く際には、やはり同じレベルのお店がベストです。
あまり高級過ぎても嫌味ですし、安すぎるとバカにされます。

備忘録的に、写真を撮影しブログとして記録しても良いでしょう。

この日ごろの積み重ねが、いつかものをいうのです。

起業は起業する所がスタートではありません。もうスタートしているのです。

この記事を書いた人:杉山善昭

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