社員が辞める理由、辞めさせない為の方法

法人を作り仕事が順調に行くとスタッフを雇う事になりますよね。

ところがこのスタッフがなかなか定着しないこと。
良くある話です。

今回は、スタッフが退職することについてです。
退職届け
まず初めに勤めている会社を退職する理由とは何でしょうか?

退職という結果に行きつくには、大きく分けて二つの要因があります。

一つ目は、前進的理由。
独立起業は代表格ですね。
ヘッドハンティングはこれに準じますが、前向きな退職です。
起業は止めることができませんが、ヘッドハンティングは待遇を良くすれば引き留めできる可能性は僅かにあります。

問題は二つ目です。
こちらは後進的理由。
「人間関係」「仕事内容」「給料」もちろんどの要素の後ろにも~に不満がある。
です。

逆に言えば、この三つに問題がない場合、社員はまず辞めないのです。

そういうと、多くの経営者は言います。
「ウチのスタッフは使えないのに給料だけは高い」と。

本当に使えない社員なのでしょうか?
わたしは違うと思います。

この先の話をする前に、重要な事を書きますね。

しっかり仕事をしてほしいスタッフに、労働者としての権利を行使させていますか?
ということです。

日本国憲法第28条労働者の権利のことではありません。
労働者の権利とは、残業をしないことや有給休暇を取ること。です。

スタッフの権利も最大限守ってあげる、その代わり仕事も頑張ってやってもらうというのが筋です。

有休を取ろうとすると露骨に嫌な顔をする社長の下では、スタッフも一所懸命働かなくて当然ではないでしょうか。

社長と社員は権限が違うだけで、権力が違うのではありません。
立場はイーブンです。

さて、使えない社員と嘆く話に戻ります。

スタッフの教育はどうなさっているでしょうか?
私の肌感覚で申し上げると、残念ながら社員教育をしている会社は、限られているかと思います。

私の会社は月に1回ウェブの勉強会をしているのですが、ウェブの勉強をするということは顧客目線で物事を思考することが身につきます。
これで充分とも思っていませんが、教育を受ける機会は大切です。

例えば、人間関係の問題というのは、そのほとんどが単一視点思考が元になっています。
自分はこう思う。普通こうだ。常識はこうだ。

立ち位置が変われば視点も思考も変わります。

10%でも20%でも相手の視点でものを思考すると、理解もできるというものです。
講師を呼ぶ予算がないという事もあるでしょう。

しかし、講師を呼ばなくても研修は可能です。

極端な話、本一冊を読んでもらい、感想文を書くことだって有効です。
本の例で言えば、同じ本を複数回読んでもらうのもオススメです。
以前書いた感想を覚えていないことが多いので、同じ人間が同じ本を読んでも、その感想を書く時期によって湧き出る結果が違います。

教育の時間は投資の時間です。
就労時間全てを今だけの仕事で使ってしまうと、来年の今日も今と同じ仕事をしていることになります。
昨日より今日。今日より明日、自分もスタッフも成長していたいものですよね。