アイデア次第で三方よしのビジネスモデルを確立

こんにちは。起業の虎の鵜野 紀彦です。

先日、とあるテレビを見ていると素晴らしいビジネスモデルを紹介していました。

とてもよくできたビジネスモデルで頭をガツンとやられたくらいの衝撃的な内容でした。
着眼点がまた素晴らしいのです。

その会社は「WAmazing(ワメイジング)株式会社」というまだ創業1年半2018年2月現在)の会社です。

この会社何が凄いかというと、海外からの観光客(訪日旅行者)が空港に降り立つと無料で格安simを
差し上げちゃうのです。
外人さんにとってみれば日本で使えるsimが無料で手に入って嬉しいですよね。
(15日間500MBという制限はありますが、なにしろ無料ですからね)

仕組みをもう少し説明すると空港に自動販売機のようなものものがあり、そこでQRコードを読み取ると
WAmazingの専用アプリをダウンロードしてもらいます。
(空港で無料Wi-Fiが飛んでいるからそれを利用するというのも着眼点がいいですね)

そのアプリ内では、日本旅行を楽しむために必要な宿泊施設や空港送迎、
体験ツアーなどの予約手配や決済までワンストップで行うことができる
ということです。

訪日旅行者がこちらのアプリから予約をして利用してもらうと宿泊施設や
各種サービス業者からその利用料の数%を紹介手数料としてWAmazigに支払うということです。
これなら訪日旅行者に無料でsimを配ったとしても採算がとれるわけですよね。

つまり、まとめると
1.訪日旅行者はタダでsimがもらえてアプリにより日本旅行の楽しみ方がわかって便利

2.宿泊施設や各種外国人向けサービス業者はお客さんを紹介してもらえて売上アップ

3.WAmazingは宿泊施設や各種サービス業者から紹介手数料が入って儲かる
 (因みに無料の500MBを超えた場合は追加購入できる仕組みだからそこでも儲かる)

という「三方よし」のモデルが確立されているのです。

私自身、FPとして家計スリム化セミナーで格安Simに変えることで、賢く家計費を
削減していきましょうねという話は良くしているのですが、格安Simに着眼してこのような
アイデアで世の中のニーズを掘り当てて、そしてみんなが喜ぶというこの仕組みを知った時
本当に衝撃的でした。私は全くこのアイデアが浮かびませんでした。

まだ立ち上がったばかりの会社ということで現在は台湾、香港の訪日旅行者向けサービスとのことですが、これから2020年の東京オリンピックに向けて観光客は増えることを考えるとこのサービスの利用者は爆発的に増えることでしょう。
(現在2400万人の訪日旅行者でうち、400万人が台湾、香港からのお客さんとのことです)
ここ数年でおそらく上場するでしょう。

しかも、こちらの会社の社長は女性の方で、会社員時代からずば抜けたアイデアを出していたそうです。
例えば、スノーレジャーの復興のために「雪マジ!19」という全国のスキー場で何回リフトに乗ってもタダという企画を立ち上げました。「19歳でスキーやスノボを楽しむお客さんはその後20代30代になってもウインタースポーツをやる」というリサーチのもとこの企画を立て見事スノーレジャーが再興したという実績があるようです。

このアイデアも素晴らしい。
「まさに損して得取れ」「長い目でものごとをとらえる」を具現化したものですね。

アイデア次第で世に必要とされる新しいビジネスが立ち上がるという
非常に良い事例ですね。