自分らしくやるのか?教えられた事をやるのか?
今回は読者さんからいただいたご質問です。
ビジネスを軌道に乗せるために〇〇をしなさい。と言われているのですが、あまり気が進みません。
本当にしなければいけないのでしょうか?
というもの。
こんにちは、業務改善コンサルタントの杉山善昭です。
行政の起業スクールに通っていていろいろと指導を受けているそうです。
教えられて一応理解はしたものの、自分に合わないのでどうしようか迷っているそうです。
自分を変えてまで決まったことをしなければいけないのか?
あなたはこんな時、どうしますか?
私の答えはシンプルです。
儲かるなら何でもアリだと。
単純ですね。
極論から言えば、経営者は全てを自己判断し決定していく必要があります。
世にはいろいろな情報が溢れています。
当然取捨選択をしなければいけませんよね。
従って、言われた事をすべて実現することなどしょせん不可能なのです。
ですから、あなたが良いと思うことだけをしていけば良いと思います。
但し、「売上げがなければ事業は継続できません」
自分を変えず、やりたくないことをやってでも売上げが上がるならOKですが、
自分を変えず、やりたくないことをやると売上げが上がらないならアウトです。
私は不動産会社を経営していますが、起業当時ほとんど広告を打たずにビジネスをしていました。
当時は新聞折り込み広告にドカンと広告を打ち、集客するのが主流でした。
広告のデカさ=会社の規模のイメージ。
周りの不動産経営者たちは「あいつは独立しても広告も打たずに何やっているんだ。すぐに潰れるに違いない」とか「バカだ」とか言われていたようです。
実は、目立たないように広告をしていたのです。
新聞折り込みに目立つように広告をしていなかっただけです。
当時、新聞折り込み広告に予算の許す限り広告を売って集客することは、不動産業界の常識でした。
しかし、私はその方法では上手くいかない。という事を独立前から分かっていたので、人のいう事は聞かずに自分の考え通りの手法で経営したのです。
結果、13年目を迎えますが、今では「あいつは全国から不動産の売却依頼をネットで受けていてスゴイ」と言われるようになりました。
もし、私の集客方法で失敗していたら、やっぱり「あいつはバカだ」という評価のままだったでしょう。
そういう意味では、「ビジネスは結果が全て」です。
結果だけ出せば、人のいう事を聞いても聞かなくてもどっちでもいいのです。
最後になりますが、人のいう通りの事をしなくても全然OKだと思いますが、同業の先輩や起業スクールの講師は、成功体験や失敗体験を元に物を言います。
その為、一旦咀嚼して飲み込んだうえでどうするのか?を判断していくようにすると良いでしょう。
ビジネスはマラソンです。
「この方針」でスタートしても途中で軌道修正することだってあります。
その時に、人のアドバイスが役に立つことだってあるかもしれませんからね。