「会社経営」という難しい仕事

起業をするとイコール、経営者となることは異論のないところだと思います。

この起業はいいかえると、会社経営という仕事です。

実はこの仕事。

10人中9人が失敗するという非常に難しい仕事なのです。

こんにちは、業務改善コンサルタントの杉山善昭です。
実際、企業の10年生存率は6%という統計もあるので間違いない話。

経営者はゼロから1を生み出すスキルを備えていないといけません。

会社勤めの場合は、基本ゼロから1を作る仕事はしていないはずです。

そういうと、売上は毎月ゼロから始まって月末に数字を作る。という反論が聞こえてきそうですが、しょせん会社の作った売り上げの仕組みの中で数字を作っているに過ぎません。

「何でもいいから金を作ってこい」という仕事。ありませんよね。

どの企業でも、売る商品が既にあり顧客を開拓するというパターンや、既存の顧客がいてそこに投下する商品を開発するという業務をしています。

やることが決まっていない。
兎に角、仕入れも、販売先もゼロから作るという事はほとんどの起業家が経験していません。

さて、経営計画書なるものがあります。
起業スクールなどでも作成することが多いですね。

この経営計画書。

誤解を恐れずに言えば、こんなものは何の役にも立ちません。

もちろん、経営計画書を作成して実行することは重要です。

だが、しかしなんです。

起業すると分かりますが、予想しなかったアクシデントに見舞われることがあまりにも多いのです。

●売れると思っていた商品が売れなかった。

●取引できると思っていた相手がダメだった。

●相手が倒産した。

●相手がお金を払ってくれなかった。

●思ったよりも儲からなかった。

それはもう枚挙に暇がない位、多くの想定外事項が発生します。

この時に、経営者は既存の発想から脱却して、ゼロから1を生み出す必要があります。

無から有を想像するのです。

これができなかった経営者は、淘汰される94%グループに入ってしまうのです。

アクシデントを乗り越える発想力、行動力と言いましょうか。

今までの成功体験など何の役にも立ちません。
あっさり捨て去り、柔軟な発想で新しい事に取り組み続けることが必要です。

その為には、普段から頭を柔らかくしておくことが重要。

例えば、
●明日、従業員が全員辞めてしまったらどう対応しようか。

●明日、取引先が倒産したらどう対応しようか。

●明日、交通事故で自分が入院して面会謝絶になったらどう対応しようか。

このような、ありえない発想をするのです。

実際、3.11の東日本大震災なんて誰もあの日に地震が来るなどと予想していませんでしたよね。
世の中の大部分の人が、昨日と同じ今日が来ると信じていたと思います。

しかし、地震は発生した。

世の中が自粛ムードになって飲食店は壊滅的なダメージを受けました。

飲食店だけでなく、世の中のあちこちで倒産が相次ぎました。

私はちょうど一年前から取り組んでいたことが徐々に芽を出し、何とか会社をこかさずに乗り越えることができました。

昨日と同じ明日が来ないと日ごろから考えていたおかげだと思います。

ありえない想定をすると、過去の経験からは発案できないアイディアがきっと湧いてきます。

この記事を書いた人:杉山善昭

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