フルに働く経営者、時間的余裕のある経営者

経営者だからいつもMAXで働いている。

常に全速力で一生懸命働いているという経営者さんが本当に多いと思います。
しかし、一日の時間の中で、25%程度は何も予定を入れない時間を作ることが必要です。
経営者の余裕

何故か?

実務を一日中やったとしても、それは、日ごろの業務を回しているだけです。

コンピュータ用語で、バッファという言葉があります。
元の言葉の意味は、データを一時的に記憶する場所というのですが、ビジネスでもこの言葉を使われるようになりました。

余裕、とか緩衝という意味で使われます。

何も予定を入れない時間を使って、長期的展望のビジネスを考える。
普段まわれない、現場を回ってみる。

まぁ結局仕事なのですが、肝心なことは、ルーティーンではなくバッファの時間でやるということ。

「毎日忙しくて時間が取れないよ」

こんな言葉を言う経営者さんにもよく遭遇します。

確かに、仕事は詰めようと思えばいくらでも入れ込むことができます。

しかし、なのです。

そんなに忙しいのなら、改善すれば良いだけの話。
従業員を入れる、業務を効率化する、儲からないサービスを止める。

いくつもの方法があります。

余裕の時間は、ヒマになったから出来るのではなく、意識的に作るのです。

そういう意味では「めんどくさがり屋」の方が時間の余裕は作りやすいかもしれません。

私のメインの仕事は不動産業ですが、お客様からの問合せを除き、基本電話禁止にしました。
スタッフがする電話も基本禁止、同業者からの問い合わせも電話ではなく問い合わせフォーム一本にしました。

結果どういうことが起きたかというと、「無駄な時間が激減」しました。

電話の話で言えば、電話は受話器を取って、ダイヤルし、呼び出しをし、相手方が出て担当者を呼び出し、、、
とてつもなく無駄な時間が積み重なります。

電話をかけた際、相手が不在な場合は最悪です。
それだけの手間と時間をかけて架電したにもかかわらず成果はゼロ。

実質赤字です。

この無駄な電話というツールをなくすだけでも25%のバッファは作り出すことが可能です。
その証拠に、大手ECサイト等では電話サポートやっていませんよね。

例えばレンタルサーバーのロリポップでも、月額250円のレンタルサーバーでは電話サポートをしていませんが、月額500円のサービスだと電話サポートをしています。

実にその差は倍です。

電話対応はとてもコストがかかるのです。
受けるほうも、架電するほうもね。

当たり前のものを見直すと余裕が生まれます。

この記事を書いている今日の夜、名古屋に深夜バスで移動します。

私の自宅は横浜ですので、名古屋なら朝早くの新幹線に乗っていけば十分間に合います。
しかし、深夜バスを使う理由。

それは、寝ている時間を使って移動することによって、バッファを作りたいからです。
夜11時に出発して、早朝名古屋に付くので、仕事前に行きたい所に寄ることができます。

睡眠時間という常識を移動時間として使うのです。

先日その話を知り合いにした際、深夜バスは危なくない?と言われました。
確かに、バスの事故がありましたからリスクはゼロではありません。

私はその相手に、リスク回避の一番の方法は神社にお参りに行くことだと言いました。
半分冗談、半分本気です。

新幹線だって事故がありましたし、飛行機だってリスクゼロではありません。

どんな方法でもリスクがある訳ですからね。

経営者は余裕の時間を作ってナンボ。というお話しでした。

この記事を書いた人:杉山善昭