自衛隊の護衛艦に乗船。経営との共通点

こんにちは、業務改善コンサルの杉山です。

もう感動モノでした!
先日、あるご縁があってある護衛艦に乗船したのです。

飛行甲板に立った瞬間、本当に飛行場のような感じでした。

見学したのは、飛行甲板の他に、ヘリの格納庫他。
CIC(戦闘指揮所)はさすがにNGでしたが、、、

非日常を味わう事が出来ました。

軍艦マニアという程ではないですが結構好きでして、漫画の沈黙の艦隊とか空母いぶきとか。
知っている人にしか分からないかもしれませんが。

ここでふと気になったのです。この艦。何人で動かしているのだろうかと。

聞いてみると乗員は約500名とのこと。

ちょっとした会社の規模ですよね。

まんま会社だな。と思いました。
と同時に、あぁ!小さい会社って勘違いしているなって気が付きました。

艦長がどれだけ優秀な人材でも、艦長1人が作業をして艦を動かすことは不可能です。

現場の人員が、それぞれのパートで実務を担っています。
それぞれのパートでしっかり働く人がいるからこそ、艦が動くのです。

至極当然のことですよね。

でも、会社の規模が小さくなっていけばいくほど、現実はどうでしょうか?
会社の規模が小さければ小さい程、社長の作業力で会社を動かしています。

「俺がいなきゃこの会社はダメになる」よく耳にするフレーズですよね。

私が見た護衛艦。
戦闘力を100だとすると、艦長の力量割合はとても低いと思います。
もちろん艦長は優秀な人材です。艦長の能力が低いと言っているのではありません。
全体からみた割合ですから誤解なきよう。

日ごろの訓練の中で、艦長は艦の性能、乗組員のスキルを把握する。
その上で、自艦の戦闘能力の上限を見極める。これが艦長の日頃の仕事です。
戦闘になれば、その限度内でできることをやる。

一方、ワンマン社長の会社。
戦闘力が100だとすると、社長の力量割合はとても高いです。
会社の戦闘力がほぼ自分にかかっていると思っているので、日頃の訓練もシステム化されていません。
1人で艦を動かそうとしていることが多いのです。
戦闘になれば、とにかく自分がトップギアで働き、能力の限界を把握していないスタッフにハッパをかけて能力以上の事を要求します。

これでは、社長はスタッフに不満を抱くし、スタッフも社長に不満を抱いてしまいます。

社長は、過去経験したことがないことでも何とかしてしまう能力があります。
しかし、スタッフは能力以上の事はできません。普段やっていないこともできません。

社長が現場で作業をする割合を徐々に少なくし、スタッフがいなければ会社が回らないという割合を増やしてゆく。
その為には、部下の能力の限界値を把握した上で、向上させるプログラムを組む事が必要です。
スタッフの能力の限度の中で、仕事を任せるのです。

今日はここまでです。
質問大歓迎です。

この記事を書いた人:杉山善昭