紹介営業の落とし穴
人疲れしていませんか?
起業したての頃は、異業種交流会や同友会、JC、BNIなどにせっせと参加し、人脈を作り仕事の受注をする。
こんにちは、業務改善コンサルタントの杉山善昭です。
確かに、人脈で仕事が来るのは手っ取り早いかもしれません。
しかし、同時に二つのものを失っていませんか?
「自分の時間」と「仕事の主導権」です。
会に出れば出るほど、時間が奪われます。
もちろん投下した時間に対して十分なリターンがあるのなら良いのですが、ほとんどはダラダラした、どうでも良い時間になってしまいます。
運営に関われば望まぬ役割を押し付けられる可能性も高いです。
また、人を介しての仕事の依頼、つまり紹介は、その紹介人と自分の立ち位置を引き継いだ人がやって来ることが多く、望まぬ仕事であっても断れません。
大変な分だけ利益が出れば良いのですが、紹介であるがために値引きをしなければならない事も多々あります。
儲からない嫌な仕事をすると、どんどん楽しく無くなります。
楽しくない事に気がついて、方向転換しようとすると、どうなるのか?
「昔あれだけ面倒見てやったのに、チョット儲かったら態度を変えやがった」などと言われてしまいます。
また紹介者は、紹介する事で何かしらのメリット、つまり報酬を望んでいるかもしれません。
しかし、あなたが何のお礼もしていなかったら…
実際私も、過去に紹介したのにもかかわらず、何のお礼もないに等しかったので、それ以降、その人に紹介する事は無くなりました。
紹介営業は手っ取り早い営業方法かもしれませんが、安易に展開すると取り返しのないつかない事になるという事です。
紹介営業が全て悪いのではありません。
実は紹介営業は、大きく二つに分かれます。
●ただの紹介
●教育された紹介
今まで書いた、紹介営業は前者の「ただの紹介」のケースです。
同じ紹介でも、後者の「教育された紹介」はウエルカム。
くれば来るほど楽しく利益が出ます。
教育された紹介を得るためには、「自分の軸」が必要です。
例えば
●価値観が合わなければお断りします
●紹介者には金銭的お礼をしません
簡単ですが最低、この二つは明確にしておくと、紹介で苦しむ事はなくなります。
実はこれ、紹介営業だけでなく、インターネットの営業でも同じなのです。
むしろ、自分のウェブサイトでこういった事をしっかり伝える事が出来ればできるほど、、、
毎日楽しく仕事ができるのです。