何のために仕事をするのか?

業務改善コンサルタントの杉山善昭です。
今回は、何のために仕事をやるのか?というマインドの話をしますね。
自己実現
先日ある経営者とお話しをしました。

その方はいわゆる資格業です。

●●さんは今の仕事のどんなところが好きなんですか?と私が聞いたところ、たいそう驚いた顔でこう言いました。

「自分の仕事なんて全然好きじゃないですよ。」と

驚いたのは私。

「好きじゃないなら好きな仕事に変えればいいじゃないですか?」と私は返した。

サラリーマンならともかく、この人は自分で選んで、その仕事についているのです。
自分で選択してです。

嫌なら変えればいいだけの話。

ところが更に驚くべき回答が返ってきました。

「じゃあ杉山さん。風俗で働いている人は好きで働いているとでも思っているんですか?」と。

あなたならどう思いますか?
いや風俗の人の話ではありませんよ。

この方の思考についてです。
この方は、生活するための手段としてその仕事を選んでいる。という事になんですね。

私は自己実現のために仕事をしています。
だから楽しいですし、やりがいもある。

「生活実現のための仕事」と「自己実現のための仕事」似て非なるものです。

さて、起業するにあたり、どちらのマインドを持っていたほうが良いでしょうか?

これはなかなか難しいかもしれません。

というのも、「生活実現のための仕事」の場合、端的に言えば金さえ稼げれば良い。という発想がある訳ですから、非常に合理的に仕事が進むでしょう。
顧客との関係も割り切ったものになる事が予想されます。

また、自分はその仕事が好きでないので、そうそうに現場から離れようとするでしょう。
つまり経営者として経営に専念することが可能です。

一方、「自己実現のための仕事」の方はというと、現場が楽しいからモチベーションは続きますが経営者がいつまでも現場にいる傾向が強くなります。
本来現場は、若い人に任せることが望ましいですが、なまじ経営者に自己実現願望があるとそれが難しくなります。

どちらも一長一短なんですね。

どちらが正解というものはないのですが、私の軸は後者の「自己実現のための仕事」です。

そしてその仕事が好きだから馬力もでます。

事業を起こせば様々な事が発生します。
投げ出したいと思うことも次々に起こります。
この時に乗り越えるモチベーションはやはり、「その仕事が好き」です。

お金のためだけに事業をしていると、そのモチベーションはどこからも出ません。

情熱をもって取り組めるビジネスを選びたいものです。

この記事を書いた人:杉山善昭