一番練習するゴルフクラブは何か?経営者視点で考える
経営者の趣味と言えばゴルフですね。
私はほとんどやることはなくなりましたが。
本題に入る前に私がなぜゴルフをほとんどしなくなったか?という理由ですが、コスパが合わないというのがその理由です。
ゴルフの練習をしていくとドンドンうまくなっていくのですが、ある時を境に練習量と成績がリンクしなくなるのです。
それまでは、10練習すると10の成果があるのですが、10の練習で1しか上達しないという具合。
下手をすると、10の練習で0の成果。つまり現状維持するための練習になるのです。
プロになる訳ではないので、投下した時間に対して何のリターンも得られない活動をすることに何の価値があるのだろうと思ってしまったのです。
こうなるとゴルフの練習は時間の無駄としか思えなくなります。
もちろん、仕事のお付き合いでゴルフの接待をしなければいけない状態であれば、人に迷惑をかけない程度でラウンドできるように練習は必要ですが。
今の仕事にゴルフは必要でもありません。
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
ゴルフを練習する時に何のクラブを重点的に練習すると良いか?
ドライバーの練習を多くする経営者は、合理的思考ができていないと思います。
なぜドライバーの練習量が多い経営者は合理的でないのか?理由を説明しますね。
ゴルフは18ホールありますが、ショートホールが4つありますのでドライバーは多くて14回使う事になります。
従って80打でまわる人でもドライバー使用率は17.5%。
100打でまわる人の場合は、14%しか使わいません。
優先順位としては低いということになります。
では、何のクラブを最も練習すると合理的なのか?
答えはパターです。
パターはチップインがない限り最低18回は使います。
ラウンドして18パットという人はまず間違いなくいません。
上手い人でも27パット。
普通の人で36パット。
初心者だと40パット以上です。
パターを制するものはゴルフを制す。という言葉がある通り、パターは最も使うクラブなのです。
パターであれば、毎日自宅で練習できます。
私は、パターマットを買って傾斜の土台を外しフローリングの上に敷いて練習していました。
カップの深さがマットの分だけで5mm程度ですから、強いとすぐオーバーしてしまいます。
これが良い練習になるのです。
30cmの距離感、50cmの距離感、1mの距離感を徹底的に練習します。
打ちっぱなしの練習場では、打ち放題にしてひたすらアプローチをやりました。
100を切る程度のレベルでは、2打目がグリーンに乗る確率は低いです。
グリーンを外す可能性の方が圧倒的に高いので、10~50ヤードの寄せの練習をたっぷりやりました。
この練習をすればするほど、平常心でセカンドショットや寄せが打てるのです。
今回は練習のことを書きましたが、道具も同じです。
ドライバーは1本15万とかしますが、使用頻度が低いですからお金をかける順番としては一番低く、中古の型遅れでも全く問題ありません。