起業者のための銀行選び

思い起こせば私が起業したのは2005年。
新紙幣が発行されて少し見慣れた頃です。
こんにちは、業務改善コンサルタントの杉山善昭です。

法人設立のために銀行に行くと、「審査があるので数日かかります」という。
当時は法人登記のために、資本金の払込証明(だっと思います)が必要だったのです。

「なぜお金を銀行に貸すのに、審査が必要なんだ?」
私は不思議でなりませんでした。

銀行にお金を預けるという表現が一般的かもしれませんが、私は、銀行にお金を貸すが正しい表現だと思います。

銀行からお金を借りるのは、借金と呼びます。
銀行から見た場合、貸金です。

しかし、通帳にお金を入れることを「預金」と言います。
銀行は、預金者に金利を払うのですから、これは借金以外の何物でもありません。

つまり、銀行にお金を貸すが正しい。

その時、私が選んだのは農協。

即日発行だったからです。
以来、取引は続いています。

しかし、今も昔も単なる引落口座だけです。

法人設立してからは、地元の信用金庫と大手都市銀行、地方銀行との取引があります。

法人で資金を借り入れしないのなら、銀行選びはどこでもいいと言えばその通りなのですが、それでもやはり銀行選びは大切です。

私が経験した中での銀行選びについて記載してきます。

業種によっても違うと思いますが、
大きく、しかも他地域んおビジネス展開のために資金が必要なら大手都市銀行がベスト。
ローカルビジネスなら地元の信用金庫、信用組合で十分だと思います。

売上げ資金を振り込んでもらうようなご商売なら、見栄のために代金振り込み口座は大手都市銀行の口座を使ってもいいでしょう。

意外と便利なのが、地元の信用金庫、信用組合です。
行員が会社まで来てくれます。

税金などの各種の支払いが非常に便利になりますし、事情資金を借り入れする際にも有利です。
何故有利かというと、毎月行員が会社に来るので、その行員は自社の事をよく知っています。

つまり、融資審査のために作成する稟議書に書くことがたくさんあるのです。
大手都市銀行が小さな会社にこんなことをすることは絶対にありません。

銀行とのお付き合いでもう一つ。
信金、信組とお付き合いをするなら、少額でも良いので、法人、個人で積立預金をすることです。

継続は力なりという言葉がありますが、どれだけのお金をどのくらい継続して積立したか?というのは非常に大切な要素です。

規模が小さい金融機関になればなるほど、経営者の人柄を見ています。

毎月1回行員と会う時に、お茶のみをしますが単なる雑談だけではなく、過去からの業績、取り組んでいる事、未来の予想などの話をしっかりすると評価がアップします。

最後にもう一点ですが、通帳は「売上げ管理」「経費精算」「納税」「ゆとり資金」という四つの口座を作成し管理した方がいいです。
同じ銀行で四つの口座は難しいと思いますので、複数の金融機関で良いでしょう。

売上げ管理、経費精算は大手銀行。
信金、信組にはゆとり、納税がいいでしょう。

この記事を書いた人:杉山善昭

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